01ファイル操作|1.基本操作|PPTラーニング
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図解で使用しているバージョンは、Windows 11 / PowerPoint 2021(Office 365)です。
学習で使用しておりますプレゼンテーション ファイルは、次の紺色文字のリンクをクリックし、ファイルをダウンロードしてご利用ください。
学習ファイル(PPTラーニング)ダウンロード→ PowerPoint のススメ(PPTlearning.pptx)
1.PowerPoint の起動
まずは、PowerPoint を起動してみましょう。PowerPoint の起動方法、複数あります。
起動するときの状況に応じて、方法を選択できれば効率が上がります。
1) [スタート]ボタン から起動
まずは基本の [スタート]ボタンより 表示される [スタート メニュー] から起動する方法です。
[すべてのアプリ]をクリック、アルファベット「P」の配下にある [PowerPoint] のコマンドをクリックします。
スタート メニューにピン留めしている場合は、そのアイコンをクリックして起動します。
2) 検索して起動
[スタート]ボタン横にある [検索]ボックス、ここに 半角で「p」と入力します。
p 含まれるアプリが表示され、PowerPoint を起動することができます。
[スタート メニュー] 一番上の [検索]ボックスでも同様です。
3) タスク バー や デスクトップ のリンクより起動
PowerPoint をよく利用するのであれば、デスクトップ に ショートカット リンク や タスク バー にピン留めしておくと便利です。
タスク バーのピン留めアイコンが、ワンクリックでの起動ですので、一番早いと思われます。
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2.新規プレゼンテーション
1) スタート画面
PowerPoint を起動すると、既定では、次の スタート画面 が表示されます。
img基本は [新しいプレゼンテーション] をクリックして、真っ白のスライドを一から編集して作成していきます。 [新しいプレゼンテーション] の横、[PowerPoint へようこそ]以外に並んでいるのは、デザイン(テーマ)のみ設定した新規プレゼンテーションです。
2) 新規プレゼンテーション
新規作成された PowerPoint ファイルには、その上部中央に「プレゼンテーションn ? PowerPoint」(nは数値)と表示されます。 後に保存すると、ここにはファイル名が表示されます。
3.既存のプレゼンテーションを開く
1) 既存プレゼンテーションを直接開く
PowerPoint を開いていない状況から、保存済みの既存プレゼンテーション(ファイル)を開くには、基本的に、ファイルの保存場所を開き、アイコンをダブルクリックします。
最近使用したファイルであれば、次のような方法があります。
- スタート メニューの PowerPoint のコマンドを右クリック ? [最近使ったアイテム]
- タスク バー バーのアイコンやスタート画面のタイルを右クリック ? [最近使ったアイテム]
2) PowerPoint から既存プレゼンテーションを開く
PowerPoint を起動している状況から既存プレゼンテーションを開くには、[ファイル]タブ ? [開く] より操作します。
最近使用したプレゼンテーションであれば、一番上の [最近使ったアイテム] を選択し、右に表示される一覧よりクリックして開きます。
その他パソコン内の場合は [コンピューター] を選択し、右に表示されるフォルダーより場所を指定し、目的のプレゼンテーションをクリックして開きます。
その他、[参照]ボタンをクリックし、[ファイルを開く]ダイアログ ボックスより場所とプレゼンテーションを指定して開きます。
[ファイルを開く]ダイアログ ボックスでは、目的のファイルを選択して [開く]ボタンをクリックして開くのが基本ですが、ファイルを直接ダブルクリックしても開くことができます。
4.上書き保存と名前を付けて保存
編集作業が終わり、必要に応じて内容を保存します。 保存のコマンドには、[上書き保存] と [名前を付けて保存] とがあり、両コマンドは次のように保存の状況が異なってきます。
- [上書き保存] …編集中のファイルを現在の状態に保存(ファイル内容を現在の状態に更新して置き換える)
- [名前を付けて保存] …現在の状態を別のファイル名で保存(新しくファイルを作成し、以前のファイルは編集前の状態で残す)
1) 上書き保存
より頻度が高い [上書き保存] は、既定でリボンの左上に表示される クイック アクセス ツールバー にボタンが常時表示されています。
上書き保存を行い一度閉じると、元に戻すことができませんので注意が必要です。
まだ一度も保存していない新規プレゼンテーションの場合は [上書き保存] を指定しても [名前を付けて保存] となります。
上書き保存のショートカット キーは Ctrl + S、Save の S で覚えましょう。 ほとんどのアプリで、上書き保存は Ctrl + S が割り当てられています。2) 名前を付けて保存
上書き保存、名前を付けて保存のコマンドは、ともに [ファイル]タブにあります。
[名前を付けて保存] で場所を指定すると、[名前を付けて保存]ダイアログ ボックスが表示されますので、ファイル名等を指定して保存していきます。 このときに既存のファイルを指定して保存すると、上書き保存となります。
Office製品共通の名前を付けて保存のショートカット キーは、F12 です。
5.プレゼンテーションを閉じる・PowerPoint を終了する
PowerPoint を閉じていく場合に、次の操作で閉じることができます。
- PowerPoint 右上の [×(閉じる)]ボタン
- PowerPoint 左上の上書き保存ボタンの左余白をダブルクリック
- PowerPoint 左上の上書き保存ボタンの左余白をクリック ? [× 閉じる]
- タイトル バーのコマンドのないところで右クリック ? [× 閉じる]
- [ファイル]タブ ? [閉じる]
- タスク バー の PowerPoint のボタンをポイント ? [×]
- タスク バー の PowerPoint のボタンを 右クリック ? [× (すべての) ウィンドウを閉じる]
ファイル]タブ ? [閉じる] は 、プレゼンテーションを1ファイルのみ開いている場合、ファイルは閉じますが PowerPoint は残ります。(下図) ショートカット キーは、Ctrl + W に該当します。
他の方法で閉じた場合は、 PowerPoint アプリ自体もすべて終了します。
アプリ右上の [×]ボタンは、ショートカット キー Alt + F4 に該当し、ほぼすべてのアプリで共通です。
編集後に保存をせずに閉じようとすると、変更内容を保存するかどうか聞いてきます。(下図)
複数のプレゼンテーションを開いていて、まとめてすべて閉じるには、タスク バーのアイコンを右クリック ? [すべてのウィンドウを閉じる]をクリックします。