プレゼンスキル_ 01.プレゼン規模とフォント の内容一覧
プレゼンまたは会議でスライド ショーを用いて説明する機会が訪れたとき、その準備について、確認していきましょう。
プレゼン場所にスクリーン等スライド ショーを映し出す機器は用意されているとします。
じゃあ、PowerPoint が作成してあるPCを持参するだけでOK?
小規模でよくわかっている身内だけの会議ならいいとして、ある程度発表的要素があるのであれば、少し準備、確認をした方がよさそうです。
今回は事前準備として、PowerPoint に設定する フォント についてご案内していきます。
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1. フォント サイズ
参加者が10人程度、会議室で実施する場合と、参加者1000人のホールで実施する場合と、プレゼンで使用する PowerPoint は同じものでいいものでしょうか?
スクリーンには、内容に沿った簡潔なわかりやすい内容やイメージを映し出すことになりますが、画面の文字が読み辛いよく見えないでは、その効果は半減していしまいます。
文字列は基本的に読んでもらいたいものです。フォントサイズは、バランスを考えつつある程度大きめに設定しておくのがよいと思います。
フォントサイズの目安、以下表にしてみました。
規模 | タイトル | 本文 |
---|---|---|
数人~数十人程度の会議室 | 32pt程度 | 24pt程度 |
100人程度の会場 | 36pt~ | 28pt~ |
100人以上のホール | 44pt~ | 36pt~ |
もし、あらかじめ事前のリハーサルができるならば、実際に映してみて、最後尾の人が見えるかどうかを確認しましょう。
100人以上となる規模が大きいプレゼンの場合は、スクリーンの文字は見えない人も多く出てきます。
必ず伝えたい重要プレゼンの場合は、必ず補助資料のプリントを用意しましょう。
社内などで情報共有できる場合は、資料のある場所などをあらかじめ伝えましょう。
2. フォント(書体)
使用するフォントについては、見やすいフォントを選択設定します。
日本語フォントには基本的に、ゴシック系と明朝系がありますが、見やすいのはゴシック系フォントです。
Windows系PCでは、おすすめのフォントは「メイリオ」「Meiryo UI」「HGP創英角…」「游ゴシック」などが、見栄えのよい文字として定評があります。Mac系PCでは「ヒラギノ角ゴ」フォントなどです。
ただ、スライド上の文字を単一のフォントにしてしまうと、メリハリがなくなり、強調したいところが埋もれてしまいます。2種類、3種類のフォントを使用して、スライドを作成しましょう。
フォントと言えば、例えばお店の看板などを思い浮かべてください。フォントによってイメージがかなり変わります。
フォントにとことんこだわる場合、PCに入っているフォントでは物足らない場合があると思います。
フォントはソフトと同じくダウンロードしてインストールできるものです。
フォントを作成しフリーで提供してくれているサイトもありますので、ネットで検索してさがしてみてください。
ただし注意点として、特に営業利益が出るようなプレゼンの場合に、そのフォントの作者が商業用の利用を許可しているかどうか、著作権などについても確認してから利用するようにしましょう。
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