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05入力と書式設定|1. 基本操作

[PPTラーニング] の学習ページ [1. 基本操作]-[05入力と書式設定] の学習内容です。

使用しているバージョンは、Windows 11 / PowerPoint 2024 です。

学習の操作確認でご利用いただけるよう サンプルの プレゼンテーション ファイル を用意しております。
次のリンクをクリックし、ご自由に ファイルをダウンロードしてください。

 学習用 サンプルファイル →ダウンロード(PPTnavi.pptx)

1.プレースホルダー

1) タイトル プレースホルダー

新規プレゼンテーションに1枚用意されている タイトル スライド、「タイトルを入力」 「サブタイトルを入力」 といった点線の枠線が表示されます。
この点線の枠線の領域を プレースホルダー といい、スライド レイアウトに用意されたオブジェクト用の専用枠です。白紙以外のレイアウトに表示されます。
プレースホルダーには、テーマに沿った書式デザインが施されており、より早く目的の内容を作成していくことができます。

タイトル スライド にある タイトル プレースホルダー と、サブタイトル プレースホルダー、 枠内をクリックし 直接入力を行います。

タイトル プレースホルダー
タイトル プレースホルダー

2) コンテンツ プレースホルダー

[タイトルとコンテンツ]レイアウト のスライドを追加すると、タイトル プレースホルダー の下に コンテンツ プレースホルダー が表示されます。

コンテンツ プレースホルダー には、左上に「テキストの入力」とあり、中央にはボタンが並びます。アイコンは 下記の6つ、バージョンにより違います。
コンテンツ プレースホルダー は、箇条書き または、中央のボタンから挿入するオブジェクト用のコンテンツ枠となります。

  • SmartArt グラフィックの挿入
  • レリーフの挿入
  • ビデオの挿入
  • 表の挿入
  • グラフの挿入

3) 箇条書きの入力

コンテンツ プレースホルダー 内のボタン以外の場所をクリックすると、箇条書き用のプレースホルダーとなり、箇条書きが あらかじめ設定されていいます。

1行項目を入力し、Enter で改行すると、次の項目の入力となり、次々と箇条書きとして入力していくことができます。
入力内容の先頭には、箇条書きの行頭文字が表示されますが、テーマによっては 行頭文字が付かないデザインもあります。(サンプルファイルのテーマ[レトロスペクト]も初期では行頭文字なしの設定)

箇条書きの入力
箇条書きの入力

先に文字入力済ませ、後からまとめて書式設定を行う方が効率的です。

テキスト系プレースホルダーとアウトライン

プレースホルダーの中でも タイトル、箇条書きなど テキスト系のプレースホルダーは、アウトライン表示にしたときに 入力内容が表示されます。
また、アウトライン ペインで編集することもできます。

テキスト系プレースホルダーとアウトライン
テキスト系プレースホルダーとアウトライン

2.文字書式

1) 対象文字の選択

設定を行う場合、必ず、その対象を選択してから設定することになります。

文字に太字などの書式を設定するときの選択は、Word では、文字列をドラッグ等で反転選択するものですが、PowerPoint では、プレースホルダー内の文字すべてに同じ書式を設定する場合、枠線上をクリックしプレースホルダーを選択すれば、中の文字列すべての選択となります。

タイトルや箇条書きなど テキスト系のプレースホルダーでのテキスト選択は、枠線の状態に注意します。
枠線が実線の場合はプレースホルダー中すべての文字列の選択、枠線が点線の場合は中の文字列が個別に選択されている状態です。

対象文字の選択
対象文字の選択

プレースホルダー内の一部の文字列を選択する場合は、ドラッグやダブルクリック等で対象文字列を反転選択します。
プレースホルダーが選択されておらず 枠線が点線状態で、カーソルが中で点滅している場合、なにも選択されていないケースがあり、書式を設定したが反映しない結果になります。

プレースホルダーの選択、テキストの選択の切り替え

プレースホルダーの選択とテキスト選択の切り替え(プレースホルダー枠線の実線と点線の切り替え)は、F2 を押します。
プレースホルダー以外にも 図形のテキスト ボックスでも利用でき、操作性が大変よくなります。

2) [フォント]グループ の書式設定

[ホーム]タブ-[フォント]グループ は、文字列を対象として設定する おなじみの 文字書式 が並びます。

[フォント]グループの書式設定
[フォント]グループの書式設定

[フォント] から並ぶリボンのコマンドは 左から順番に(2段表示の場合)以下の通りです。
よく使用する、覚えておくと便利なコマンドは強調表示しています。

  • [フォント] ...文字の書体
  • [フォント サイズ]
  • [フォント サイズの拡大] ...簡易にフォント サイズを拡大
  • [フォント サイズの縮小] ...簡易にフォント サイズを縮小
  • [すべての書式をクリア] ...初期の書式に戻す
  • [太字] ...Bold の B
  • [斜体] ...Italic の I
  • [下線] ...Underline の U
  • [文字の影] ...Shadow の S
  • [取り消し線] ...一重取り消し線、二重取り消し線は 後述のダイアログ ボックスで
  • [文字の間隔]
  • [文字種の変換] ...アルファベットの大文字/小文字変換
  • [蛍光ペンの色]
  • [フォントの色]

3) [フォント]ダイアログ ボックス

さらに、[フォント]グループの右下の ダイアログ ボックス起動ツール をクリックして表示される [フォント]ダイアログ ボックスでは、上記以外の設定や詳細な設定ができるようになっています。

[フォント]ダイアログ ボックス
[フォント]ダイアログ ボックス

アルファベットがすべて大文字

プレースホルダーに入力したアルファベットが、入力状況に反してすべて大文字となる場合があります。
そのような場合は、[フォント]グループの [文字種の変換] を使用して、すべて小文字にしたり先頭文字のみ大文字にするなどの変更ができます。

しかし 「PowerPoint」 といったつづりのように、1つの単語の途中で大文字としたいとき、たとえ入力時にそのように入力していたとしても、[文字種の変換] では思うようにいきません。

プレースホルダーでは、[すべて大文字] が設定されている場合があります。
設定場所は、上図 [フォント]ダイアログ ボックス の [フォント]タブ、[文字飾り] にある [すべて大文字]チェック ボックス です。
オフにすると、入力したとおりの大文字、小文字状態となります。

3.段落書式

段落とは、文頭 または 前に改行された後から Enter で改行を行ったところまでの範囲のことです。
Word では、改行すると 改行マークが表示され わかりやすいですが、PowerPoint では表示されません。

文字書式と段落書式

文字書式は、文字個別に設定する書式のことで、フォントや太字など、Word の操作では 文字列を反転選択して設定する書式です。
PowerPoint でも、プレースホルダー内の一部の文字列に設定する場合は 反転選択して設定します。

段落書式は段落を選択して設定する書式で、右揃えや箇条書きなど、Word の操作では 段落内にカーソルを置いて設定する書式です。
PowerPoint でも、プレースホルダー内の一部の段落に設定する場合は 該当の段落にカーソルを置いて設定します。

PowerPoint で プレースホルダーを選択すると、その中の文字も段落も すべてが選択された状態となります。

1) [段落]グループ の書式設定

[ホーム]タブ-[段落]グループ は、段落を対象として設定する 段落書式 が並びます。

[段落]グループの書式設定
[段落]グループの書式設定

[箇条書き]など リボンに並ぶコマンドは 左から順番(2段表示の場合)以下の通りです。
よく使用する、覚えておくと便利なコマンドは強調表示しています。

  • [箇条書き](後述)
  • [段落番号](後述)
  • [インデントを減らす](後述) ...レベル上げ
  • [インデントを増やす](後述) ...レベル下げ、字下げ
  • [行間](後述)
  • [左揃え]
  • [中央揃え]
  • [右揃え]
  • [両端揃え] ...右端まである文字列を両端が揃うよう配置、右端までない場合は左揃え
  • [均等割り付け] ...各行で文字列が均等に配置される
  • [段の追加または削除] ...段組み
  • [文字列の方向] ...縦書きなど
  • [文字の配置] ...上揃え、上下中央揃え、下揃え
  • [SmartArt グラフィックに変換]

段落書式の詳細設定は、フォントと同様に、リボンのグループ右下にある ダイアログ ボックス起動ツール より表示する [段落]ダイアログ ボックスです。(行間設定にある下図を参照)

文字書式・段落書式のショートカット キー

文字書式

  • フォント サイズの拡大 ...Ctrl + Shift + >
  • フォント サイズの縮小 ...Ctrl + Shift + <
  • 太字 ...Ctrl + B
  • 斜体 ...Ctrl + I
  • 下線 ...Ctrl + U

段落書式

  • 左揃え ...Ctrl + L
  • 中央揃え ...Ctrl + E
  • 右揃え ...Ctrl + R
  • 両端揃え ...Ctrl + J
  • 1段上に移動する ...Alt + Shift + ↑
  • 1段下に移動する ...Alt + Shift + ↓

4.箇条書きと段落番号

1) 箇条書き

プレースホルダーに入力した箇条書きは、そのテーマ(デザイン)で設定されている行頭文字が表示されています。
行頭文字は変更することができ、[ホーム]タブ-[段落]グループ-[箇条書き] の一覧より設定できます。
選択するとプレビューされますので、イメージを確認して挿入することができます。

箇条書き
箇条書き

2) 段落番号

箇条書きでなく、番号を振った項目、段落番号に変更することができます。
段落番号への変更は、[ホーム]タブ-[段落]グループ-[段落番号] の一覧より設定することができます。

段落番号
段落番号

強制改行

箇条書き や 段落番号 の項目内容が長く1行でおさまらない場合に、区切りのよいところで2行目に送りたい、ということがあります。

Enter で通常の改行をすると、次の段落となり 次の箇条書きとなりますので、そのようなケースでは 強制改行 を行います。
強制改行 は同じ段落内で次の行に送ることができ、改行位置で Shift + Enter を押します。

3) 箇条書きと段落番号のカスタマイズ

箇条書きで一覧にない行頭文字を設定したり、段落番号で開始番号を変更したりなど、箇条書きと段落番号のカスタマイズを行うには、[箇条書き] または [段落番号] の一覧の下にある [箇条書きと段落番号] をクリックし、表示される [箇条書きと段落番号]ダイアログ ボックス で設定します。

ダイアログ ボックスの [箇条書き]タブ では、行頭文字の [サイズ] や [色] を変更できるほか、[図] より任意の画像、[ユーザー設定] より文字列を 行頭文字として指定することもできます。

[段落番号]タブ では、番号の [サイズ]、[色] の変更のほか、[開始]ボックス で数値設定し、開始番号を変更することができます。

箇条書きと段落番号のカスタマイズ
箇条書きと段落番号のカスタマイズ

そのほか、段落ごとに設定することで、 箇条書き と 段落番号 を混在させることもできます。

箇条書きや段落番号の解除

箇条書きや段落番号を解除して普通の文章の状態にするには、[ホーム]タブの [箇条書き]ボタン、[段落番号]ボタン をともにオフの状態にします。
プレースホルダーであっても、設定を解除することができます。

4) インデント

インデントとは、段落のレベルの上げ下げや 字下げの設定のことです。

箇条書き や 段落番号 のレベル設定などで、インデントを使用して編集します。
箇条書きを入力していくと 左に揃った状態で配置されますが、項目にレベル付けをすることで、大項目、小項目という具合に 箇条書きをより見やすく把握しやすく表示させることができます。
プレースホルダーでは、最初に入力した箇条書きの状態が最高のレベルです。

レベルを下げる項目内(段落)にカーソルを置いて、リボンでは [ホーム]タブ-[段落]グループ-[インデントを増やす]/[インデントを減らす] を使用します。

インデント
インデント

[インデントを増やす] を何度もクリックしていくと、だんだん右方向に小さくなっていき、レベルは9段階まで設定できるようになっています。
レベルを戻すには、[インデントを減らす] を使用します。

インデントを増やす/減らす 設定には、次のような方法があります。

  • [ホーム]タブ-[段落]グループ-[インデントを増やす]/[インデントを減らす]
  • ショートカット キー Alt + Shift + →/Alt + Shift + ←
  • 段落の先頭にカーソルを置き、Tab/Shift + Tab
  • 行頭文字を 右へドラッグ/左へドラッグ

インデントを詳細に設定するには、[段落]ダイアログ ボックス を表示し 数値で指定設定することができます。(ダイアログ ボックスの表示方法のみ、後述)
ダイアログ ボックスは リアルタイムプレビューではなく、数値設定はわかりづらいため、見ながら微細に設定したい場合は 次のルーラーのマーカーでの調整がおすすめです。

ルーラーでインデント調整

ルーラーを表示して マーカーをドラッグし、インデントを微細に調整することができます。
ルーラーの表示は、[表示]タブ-[表示]グループ-[ルーラー]チェック ボックスをオンにします。

ルーラーには3つの小さなマーカーがあり、上から [1行目のインデント]、[ぶら下げインデント]、[左インデント] となります。
箇条書き や 段落番号 を設定しているとき、[1行目のインデント] は行頭文字の位置、その他は文字の位置となります。

ルーラーでインデント調整
ルーラーでインデント調整

インデントを同じ設定にする箇条書きの行頭文字を Ctrl を押しながらクリックして複数選択します。
プレースホルダー内の段落すべての場合も、行頭文字を複数選択します。プレースホルダー選択の状態ではマーカーが表示されません。

行頭文字のみ動かす場合は 1行目のインデント マーカー をドラッグします。
箇条書き項目のみ動かす場合は、ぶら下げインデント マーカー をドラッグします。
行頭文字と項目の間隔はそのままで行全体を動かす場合は、 左インデント マーカー をドラッグします。
特に、Alt を押しながらドラッグすると 微細に動きます。

[インデントを増やす]/[インデントを減らす] の設定は、ルーラー の 左インデント に該当します。

5.行間

1) 行間

箇条書きや入力した行数のあるテキストで、行間(行の高さ)を調整したい、ということはよくあります。
行間を簡単に設定する方法は、[ホーム]タブ-[段落]グループ-[行間] で行います。
一覧から選択して、すぐに設定できます。

行間
行間

2) [段落]ダイアログ ボックス

[行間] により、行間の設定はできますが、微妙にもう少しという場合に、一覧の間隔だけでは不十分です。
そこで、[段落]ダイアログ ボックス を表示して詳細な設定を行うことができます。
[段落]ダイアログ ボックスは、次の場所から表示できます。

  • [段落]グループの ダイアログ ボックス起動ツール
  • [ホーム]タブ-[段落]グループ-[行間]-[行間のオプション]
  • 設定したい段落を選択し、右クリック-[段落]
[段落]ダイアログ ボックス
[段落]ダイアログ ボックス

行間に関する設定は、[段落]ダイアログ ボックス 一番下の [間隔] にある設定、[段落前][段落後][行間] の3つ、行間の設定には、[1 行] などのほかに [固定値] と [倍数] があります。
設定の単位ポイント(pt)は、フォントサイズの単位と同じで、1ポイントは 約0.35mm ですので、細やかな設定を行うことができます。

  • [段落前] ...選択している段落の前の間隔、設定はされるが先頭行は動かない
  • [段落後] ...選択している段落の後ろの間隔
  • [行間]-[倍数] ...行間を1行の倍数の数値で指定
  • [行間]-[固定値] ...行間をポイント単位の数値で指定

細やかな行間を設定するには、[行間] を [固定値] または [倍数] に設定し、[間隔]ボックス で数値設定します。
[間隔]ボックス には、小数点の数値の直接入力ができます。

強制改行を行って複数行になっている箇条書きなどに [行間] を設定すると、強制改行の間も同じ間隔が設定され、まとまりがなくなります。
そのような場合は、該当の段落を選択し [段落前] や [段落後] で設定すると、強制改行の間隔はそのままで 段落の間隔のみが設定されます。

プレースホルダーのリセット

[ホーム]タブ-[スライド]グループ-[リセット] をクリックすると、内容はそのままで、変更されたプレースホルダーの位置、サイズ、書式を初期状態にリセットすることができます。(インデント以外)
スライド上の すべてのプレースホルダーが対象となります。

プレースホルダーのクリア

入力され書式設定されているプレースホルダーの枠を選択し Delete を押すと、プレースホルダーの書式や内容がクリアされ、完全に初期の状態に戻ります。
初期状態のプレースホルダーの枠を選択して Delete を押すと、プレースホルダー自体が削除されます。


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