24スライドショー設定|7. スライドショー
[プレゼンスキル] の学習ページ [7. スライドショー]-[24スライドショー設定] の学習内容です。
使用しているバージョンは、Windows 11 / PowerPoint 2024 です。
学習の操作確認でご利用いただけるよう サンプルの プレゼンテーション ファイル を用意しております。
次のリンクをクリックし、ご自由に ファイルをダウンロードしてください。
学習用 サンプルファイル →ダウンロード(PPTnavi.pptx)
1.スライド ショーの開始
スライド ショーを開始する方法は 何種類もあります。
スライド ショーを行う状況により、開始方法を選択します。
1) 基本の開始方法
スライド ショーを開始する方法を 確認しておきましょう。
基本のコマンドは、[スライド ショー]タブ-[スライド ショーの開始]グループ にあります。
- 先頭から開始 (F5) (最初から)
- このスライドから開始 (Shift+F5) (現在のスライドから)
上記の開始方法は、PowerPoint を開いた状態から スライド ショー を行うことになります。
スライドなど編集画面を見せることになりますので、同僚にわかりやすく説明するときなどのケースです。
上記2つのコマンドには、それぞれ ショートカット キーが割り当てられています。
ショートカット キーを覚えると、便利になるほか、発表の際スマートに スライド ショーを開始できます。
プレゼンのときに さらにスマートに速やかに スライド ショーを開始するには、プレゼンテーション を スライド ショー形式で保存し、保存したファイルの ショートカット をデスクトップに置いておくのが おすすめです。
スライド ショー形式で保存
プレゼンテーションを スライド ショー形式で保存するには、[名前を付けて保存]ダイアログ ボックス の ファイルの種類を [PowerPoint スライド ショー (*.ppsx)] にして [保存]します。
保存した スライド ショー形式のファイルの ショートカットを デスクトップに作成しておくとスムーズに起動できます。
スライド ショー形式の保存は、学習ページ [4. 保存と印刷]-[16保存]-[1.基本の保存形式] でもご紹介しています。
2) 目的別スライド ショー
目的別スライド ショー は、プレゼンテーション から目的に合わせて スライドを選択して再編成したものです。
別のプレゼンテーションを作成することなく、1つのプレゼンテーションを 目的や対象に合わせて使い分けることができます。
目的別スライド ショー の作成は、次の手順となります。
- [スライド ショー]タブ-[スライド ショーの開始]グループ-[目的別スライド ショー]-[目的別スライド ショー ダイアログ ボックス ([目的別スライド ショー)] をクリック
- 表示された[目的別スライド ショー]ダイアログ ボックス の [新規作成] をクリック
- 表示された[目的別スライド ショーの定義]ダイアログ ボックス で [スライド ショーの名前] を指定(任意)
- 左のボックスでスライドをチェック、[追加] をクリックして 右のボックスに設定、最後は [OK] をクリック
目的別スライド ショー を開始するには、リボンの [目的別スライド ショー] ボタンより、保存した目的別スライド ショー をクリックします。
または、[目的別スライド ショー]ダイアログ ボックス より、保存した 目的別スライド ショー を選択し、[開始] をクリックします。
目的別スライド ショー の変更や削除は、[目的別スライド ショー]ダイアログ ボックス で該当の目的別スライド ショーを選択し、[編集]、[削除] ボタンより行います。
目的別スライド ショーをスライド ショー形式で保存
目的別スライド ショーをスライド ショー形式で保存するには、[スライド ショーの設定]ダイアログ ボックス、[スライドの表示] の [目的別スライド ショー]オプション を選択し、 [OK] で確定します。(後述)
その後に、スライド ショー形式で プレゼンテーションを保存します。
2.スライド ショーの設定
プレゼン をスムーズに 確実に進められるよう、しっかり準備や設置をするしておくことは重要です。
使用頻度のある [スライド ショーの設定]ダイアログ ボックス での設定について、どのような準備や設定ができるかを ご紹介していきます。
1) 自動プレゼンテーション
スライド ショーを 自分のタイミングですすめるのか、自動的に進めていくのか、また 画面サイズなどを設定します。
[スライド ショー]タブ-[設定]グループ-[スライド ショーの設定] をクリックします。
表示される [スライド ショーの設定]ダイアログ ボックス 左上 [種類] での設定です。
3つのオプションのいずれかを選択、既定は1番目です。
- [発表者として使用する (フル スクリーン表示)] ...デスクトップ全画面のスライド ショーを表示
- [出席者として閲覧する (ウィンドウ表示)] ...現在のウィンドウサイズで、閲覧表示での スライド ショー
- [自動プレゼンテーション (フル スクリーン表示)] ...全画面 全自動で、繰り返して スライド ショーを実行
自動プレゼンテーション を行う場合は、すべて自動で進めるように 画面切り替え効果 や アニメーション設定 で、クリック時 の設定がないようにしておきます。
自動プレゼンテーション は、例えば 会場で繰り返し案内するPRビデオなどにも利用されます。
自動プレゼンテーション を終了するには、Esc キーを押します。
例えば、上記2番目の 閲覧表示での スライド ショー を設定した場合、PowerPoint からのスライド ショー も、スライド ショー形式で保存した プレゼンテーション からの スライド ショーも、閲覧表示となります。
2) オプション設定
[スライド ショーの設定]ダイアログ ボックス の左下 [オプション] は、スライド ショー実行時の設定です。
4つの チェック ボックスは、すべて既定はオフですので、チェックを入れない限り 項目の実行はされないことになります。
[Esc キーが押されるまで繰り返す] は、上記設定の 自動プレゼンテーション では自動的にオンとなり、変更できません。
[ハードウェア グラフィック アクセラレータを無効にする] は、古いPCで スライド ショーを行うときに、グラフィックスの描画の不具合が出た場合に設定します。
スライド ショー実行中に、ペンで画面に描いたり、レーザー ポインターを使用することができます。
[ペンの色] と [レーザー ポインターの色] の既定の色を 設定することができます。
もう1つのポインター オプション [蛍光ペン] の色の設定は、ここにはありません。
これら ポインター オプション の使用は、上記設定の [発表者として使用する (フル スクリーン表示)] でのみとなります。
ポインター オプション の使用方法は、学習ページ [7. スライドショー]-[25プレゼンのために]-[3.プレゼンの実施のために] でご紹介しています。
3) スライドの表示と切り替え
[スライド ショーの設定]ダイアログ ボックス 右上 [スライドの表示] では、スライド ショーで表示するスライドを指定できます。
次の3つから指定できます。
- [すべて] ...すべてのスライド
- [スライド指定] ...何枚目から何枚目までのスライド指定
- [目的別スライド ショー] ...作成済の目的別スライド ショーを指定
[スライドの切り替え] は、[クリック時]、[保存のタイミング] の2つのオプションのいずれかを設定します。
[保存のタイミング] が 既定の設定となっています。
例えば、画面切り替えの設定で すべてのスライドに自動で切り替わる設定にしていても、ここで [クリック時] の設定となっている場合、クリック時が有効となりますので注意が必要です。
上記設定の 自動プレゼンテーション では、自動的に設定が無効となります。
[スライド ショーの設定]ダイアログ ボックス の右下 [複数モニター] の設定は、[スライド ショー]タブ-[モニター]グループ の設定と連動しています。
発表者ツールについては、学習ページ [7. スライドショー]-[25プレゼンのために]-[3.プレゼンの実施のために] でご紹介しています。
3.スライド ショーの準備
1) 発表者用ノート
スライド ショーの際に、各スライドで発表する内容をメモして 持参したいこともあります。
そのようなときに、スライド下に表示される ノート ペイン に スライドについて話すメモを記しておくと便利です。
スライド付きで印刷することができ、また スライド ショー時に 発表者ツールに利用することもできます。
ノート ペインは、標準表示では 最初は狭い領域ですが、ペイン上の境界をドラッグして、広く取ることができます。
そのほか、[表示]タブ-[プレゼンテーションの表示]グループ-[ノート表示 (ノート)] をクリックし ノート表示 にすると、縦の用紙の上がスライド 下半分が ノート ペイン となります。
ノート ペイン では、通常の書式設定や 図や図形をはじめとする基本のオブジェクトも挿入できます。
ノート ペイン の印刷は、印刷設定の画面で [ノート] を指定すると、ノート表示と同じイメージの印刷ができます。
2) 非表示スライド
スライドは作成できているが 時間の都合などで今回は省くような場合に、スライドを削除した別ファイルを作ることなく 簡単に対応ができます。
該当のスライドを選択して [スライド ショー]タブ-[設定]グループ-[非表示スライド] をクリックします。
非表示スライド の設定を行ったスライドは、スライドのサムネイルが少し薄くなるのと、サムネイル横 スライド番号に斜線が表示されます。
非表示スライド を表示に戻すには、同じボタン位置の [スライドの表示] をクリックします。
3) スライド ショー時の非表示設定
プレゼン中に、ふと触ってしまって 余計な内容が表示されることがないようにする設定です。
設定場所は、[ファイル]タブ-[オプション] をクリック、表示された [PowerPoint のオプション] の [詳細設定] を選択し、[スライド ショー] のところとなります。
次の4つの項目があり、最初はすべて チェック ボックスは オンです。また、閲覧表示は 対象外です。
- マウスの右ボタンでメニューを表示する
- ショートカット ツール バーを表示する
- 終了時に、インク注釈を保持するか確認する
- 最後に黒いスライドを表示する
[マウスの右ボタンでメニューを表示する] は、スライド ショー時 マウス右ボタンの ショートカット メニューの表示についてです。
チェック オン の状態は、ショートカット メニューを表示する設定となっており、ショートカット メニューでは、スライドを次に進める、ペンのメニューを表示する、スライドの一覧表示 などのボタンが並びます。
不意にクリックすると、画面が変わるものもありますので、非表示にする場合もあります。
[ショートカット ツール バーを表示する] の ショートカット ツール バー とは、フルスクリーン スライド ショーのときのみ、画面左下をポイントすると表示される 半透明のツールバーです。
スライドを次に進める、ペンのメニューを表示する、スライドの一覧表示 などのボタンが並びます。
不意にクリックすると、画面が変わるものもありますので、非表示にする場合もあります。
[終了時に、インク注釈を保持するか確認する] の インク注釈を保持するか確認のメッセージが表示されるのは、スライド ショー時に ペンなどを使用した場合で、スライド ショー の最後、黒い画面のときです。
設定をオフにした場合、ペンで描いたインク注釈は保持されません。
[最後に黒いスライドを表示する] は、スライド ショー最後に表示される黒いスライドのことで、「スライド ショーの最後です。クリックすると終了します。」と 小さな文字の表示があります。
クリックすると、通常表示の PowerPoint から実行した場合は、その画面に戻り、 スライド ショー形式のプレゼンテーションから実行した場合は、すべて閉じて デスクトップの表示となります。
よくあるパターンとして、最後の黒いスライドを表示させずに、最後にスライドを用意し、問い合わせ先や「ご清聴ありがとうございました。」などのお礼の文字などを映し出すことがあります。
[プレゼンスキル]-[7. スライドショー] の学習ページ [24スライドショー設定] でした。
次のページは、いよいよ最後の [25プレゼンのために] です。