08オブジェクト配置|2. 挿入オブジェクト
[PPTラーニング] の学習ページ [2. 挿入オブジェクト]-[08オブジェクト配置] の学習内容です。
使用しているバージョンは、Windows 11 / PowerPoint 2024 です。
学習の操作確認でご利用いただけるよう サンプルの プレゼンテーション ファイル を用意しております。
次のリンクをクリックし、ご自由に ファイルをダウンロードしてください。
学習用 サンプルファイル →ダウンロード(PPTnavi.pptx)
1.オブジェクト
1) オブジェクトとは
スライド上に挿入し 配置するのは、テキスト文字や図形、画像、ビデオ、グラフ、SmartArt など さまざま種類があります。
配置されたすべては、選択すると ハンドル が付き、操作対象となります。
PowerPoint では スライド上にある ハンドルが付く対象を オブジェクト といいます。
オブジェクトの配置は、図形だけでなく あらゆるオブジェクトに共通する設定で、設定場所もある程度同じところにあります。
2) オブジェクトの選択方法
オブジェクトの配置関連の設定では、複数オブジェクトの選択が不可欠となります。
挿入オブジェクトが小さかったり多かったり、重なった下になっていたりなど、選択しにくい場合でも、なるべくスムーズに選択できる方法があります。
オブジェクトの選択方法について、ここでは軽くご紹介しておきます。
- 白矢印のマウスポインターで目的の図形をすべて含むようドラッグ (ドラッグ範囲内にすべてのハンドルが入った図形が選択)
- [ホーム]タブ-[編集]グループ-[選択]-[オブジェクトの選択と表示]
- ショートカット キー Ctrl + A で、スライド上すべてのオブジェクト選択
- 選択した複数オブジェクトの一部を外す場合は、 Ctrl を押してクリック
詳細は、学習ページ [2. 挿入オブジェクト]-[06図形とテキスト]-[1.図形の作成] ステップアップ [図形の選択技] でご紹介しています。
2.順序
1) 重なり順序
オブジェクトを複数挿入し 重なるように配置すると、より新しく挿入したオブジェクトは上に重なります。
下になっているオブジェクトを前面に出したいなど、オブジェクトの重なり順序は簡単に変更することができます。
設定方法は、基準とするオブジェクトを選択し、そのオブジェクトを手前の前面に移動するか 奥の背面に移動するか、次の3つの場所から行うことができます。
- [図形の書式]タブ-[配置]グループ-[前面へ移動]/[背面へ移動]
- [ホーム]タブ-[図形描画]グループ-[配置]-[オブジェクトの順序]
- 右クリック-[最前面へ移動]/[最背面へ移動]
[前面へ移動] または [背面へ移動] はクリックした回数分、前面にまたは背面に1つずつ 選択した図形の順序が移動します。
[最前面へ移動] または [最背面へ移動] は、選択している図形を一気に最前面 または 最背面の位置に移動します。
2) オブジェクトの コンテキスト タブ
配置のコマンドがある場所は、図形を選択した場合の コンテキスト タブ は [図形の書式]タブ ですが、オブジェクトの種類により タブ名やコマンドは変わります。
例えば、画像の場合は [図の形式]タブ、表の場合は [テーブル レイアウト]タブ、グラフ や SmartArt の場合は [書式]タブ、ビデオの場合は [ビデオ形式]タブ などです。
コンテキスト タブの [配置]グループ に [順序] のコマンドがあり、同様に設定することができます。
スライド上のオブジェクトは、表と図形など 種類が違っても、順序 をはじめとする配置の設定ができるようになっています。
同じ種類でも 複数のオブジェクトを選択すると、コンテキスト タブ は [図形の書式]タブ が表示されます。
3.整列
1) オブジェクトの配置
プレゼンテーションをより美しく仕上げるめに、挿入した複数のオブジェクトの配置をキレイに揃えることは必須事項です。
配置の設定方法は、揃える対象となる複数のオブジェクトを選択し、次の2つの場所から行うことができます。
- [図形の書式]タブ-[配置]グループ-[オブジェクトの配置]
- [ホーム]タブ-[図形描画]グループ-[配置]-[オブジェクトの配置]
配置の一覧で表示される揃え方には、次のような種類があります。
- [左揃え] ...一番左のハンドルで揃える
- [左右中央揃え] ...垂直方向に中心を揃える
- [右揃え]
- ----------------------------
- [上揃え]
- [上下中央揃え] ...水平方向に中心を揃える
- [下揃え]
- ----------------------------
- [左右に整列] ...水平方向に均等に並べる
- [上下に整列] ...垂直方向に均等に並べる
- ----------------------------
- [スライドに合わせて配置] ...スライドを基準として配置
- [選択したオブジェクトを揃える] ...オブジェクトを基準として配置
上から6つの [~揃え] のコマンドは、選択した対象オブジェクトを、対象のハンドルを基準として、またはスライドを基準として 一直線上に配置します。
[左右に整列]、[上下に整列] は、3個以上のオブジェクトを選択したときに表示され、両端のオブジェクトは動かず、間にあるオブジェクトが等間隔となるように配置されます。
[スライドに合わせて配置] と [選択したオブジェクトを揃える] は常にどちらかにチェックが付いており、その基準で配置が決まります。
[スライドに合わせて配置] にチェックがある状態で [下揃え] を行うと、スライドの底辺に合わせて配置されます。
[選択したオブジェクトを揃える] の状態で [下揃え] を行うと、選択した一番下のオブジェクトに合わせて配置されます。
オブジェクトを1つのみ選択している場合は [スライドに合わせて配置]、複数選択している場合は [選択したオブジェクトを揃える] が選択されるようになっています。
スライドの中心に配置
[スライドに合わせて配置] にチェックがある場合は、選択オブジェクトが1個以上で使用できます。
オブジェクトをスライドの中心に配置するには、 [スライドに合わせて配置] にチェックがある状態で、[左右中央揃え] と [上下中央揃え] の2つのコマンドを行います。
2) スマート ガイド
スマート ガイドは、PowerPoint の既定で表示されるよう設定されており、名前は知らなくてもよく見かけるものです。
図形などをドラッグして移動やサイズ変更をしている最中に、他のオブジェクトと揃う位置で表示される、赤い点線のことです。
スマート ガイドだけでも、きれいに揃えて配置し 編集ていくことができます。
スマート ガイド の表示/非表示の設定は、おもに次の2つの方法があります。
- スライド上の何もないところを右クリック-[グリッドとガイド]-[スマート ガイド] のチェック のオン/オフ
- [表示]タブ-[表示]グループのダイアログ ボックス起動ツールをクリックし表示される [グリッドとガイド]ダイアログ ボックス の [図形の整列時にスマート ガイドを表示する]チェック ボックス のオン/オフ(下図参照)
3) グリッド
スマート ガイドのほか、コマンドを使用せず複数のオブジェクトを揃える方法に、グリッド線があります。
グリッド線 は、スライドに設定されている方眼のマス目のようなもので、オブジェクトを配置する目安となります。
スライド ショー 実行時、印刷には、表示されません。
グリッド線は既定では表示されておらず、おもに次の2か所から表示/非表示を設定できます。
- [表示]タブ-[表示]グループ-[グリッド線]チェック ボックス
- ススライド上の何もないところを右クリック-[グリッドとガイド]-[グリッド線](上図参照)
端末ごとの設定となりますので、グリッド線を表示するとその端末の すべてのプレゼンテーション ファイル で表示されます。
グリッドの間隔
グリッドの間隔は、既定で 「5グリッド1cm」、「0.2cm」 となっており、グリッド(点)の間隔は 0.2cm です。
これを覚えておくと、サイズの目安にもなります。
グリッド間隔の変更は、[グリッドとガイド]ダイアログ ボックス で行います。
[グリッドとガイド]ダイアログ ボックス の表示方法は次のとおりです。(上図参照)
- スライド上の何もないところで右クリック-[グリッドとガイド] をクリック
- [表示]タブ-[表示]グループ の ダイアログ ボックス起動ツール をクリック
オブジェクトをグリッド線に合わせる
グリッド線を表示していなくても、オブジェクトの配置をグリッド線に合わせるようにすることができます。
既定ではオフの状態で、 設定は 次の場所にあります。
[グリッドとガイド]ダイアログ ボックス を表示し、一番上 [描画オブジェクトをグリッド線に合わせる]チェック ボックス をオンにします。
この設定を行うと、新たに挿入 や 移動するオブジェクトの左上は グリッド上に配置され、グリッドから外れた位置で配置できなくなります。
また、その後のサイズ変更もグリッド上のサイズとなります。
これにより、オブジェクトの位置を合わせやすくなります。
グリッドを外してオブジェクトを配置、サイズ変更を行うには、Altキーを押しながらドラッグします。
4) ガイド
ガイド もグリッド線と同様、既定は非表示ですが、表示することにより 位置合わせに役立ちます。
表示すると、最初はスライド中央に十字の点線として表示されますが、ガイドはドラッグして移動することができます。
ガイドはすべてのスライドに 同じ位置に表示されますので、複数スライドにおけるオブジェクトの位置合わせに 大変有効なツールです。
表示方法は次の場所からとなります。
- [表示]タブ-[表示]グループ-[ガイド]チェック ボックス
- スライド上の何もないところを右クリック-[グリッドとガイド]-[ガイド](上図参照)
ガイドは複数追加することができ、ガイド上を右クリック-[垂直方向のガイドの追加]/[水平方向のガイドの追加] をクリック、または Ctrl + ドラッグ してコピーします。
また、ガイドを削除するには、ガイド上を 右クリック-[削除] をクリックします。
さらに ガイドの色を変更することもでき、合わせるガイドを色分けで区別することができます。
ガイドの色の変更は、ガイド上を 右クリック-[色] より指定できます。
オブジェクトを他スライドにコピーする
PowerPoint では、スライドにあるオブジェクトをコピーして他のスライドに貼り付けるとき、同じ位置に貼り付けられます。
この動作をうまく利用すると、スライド間の位置合わせの作業効率が高まります。
4.グループ化
1) グループ化のメリット
グループ化とは、複数のオブジェクトをまとめることができる機能です。
複数の図形などを使用してある程度の編集ができたときに、グループ化しておくと、次のようなメリットがあります。
- 素早くもれなく選択できる
- まとめて書式などの設定ができる
- グループ化したオブジェクトを Shift や Ctrl を押しながら サイズ変更すると、間隔や配置が保たれた状態で拡大縮小できる
グループ化は、表など 使用できないオブジェクトもあります。
2) グループ化の設定
グループ化の設定は、グループ化してまとめるオブジェクトをすべて選択し、次の場所からとなります。
- [ホーム]タブ-[図形描画]グループ-[配置]-[グループ化]
- [図形の書式]タブ-[配置]グループ-[オブジェクトのグループ化 (グループ化)]
- 右クリック-[グループ化]-[グループ化]
グループ化した状態のまま、個々のオブジェクトをクリックして選択すると、書式や移動などの編集は通常の状態と同じようにできますので、自由性はそのままです。
グループ化の解除は、グループ化設定と同じ場所すぐ下 [グループ解除] をクリックします。
また、一度グループ化を解除し、再度同じオブジェクトでグループ化を行う場合は、対象すべてを再度選択することなく、対象の1つ以上のオブジェクトを選択して [再グループ化] が便利です。
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