15構成と校閲|3. スライド操作設定
[PPTラーニング] の学習ページ [3. スライド操作設定]-[15構成と校閲] の学習内容です。
使用しているバージョンは、Windows 11 / PowerPoint 2024 です。
学習の操作確認でご利用いただけるよう サンプルの プレゼンテーション ファイル を用意しております。
次のリンクをクリックし、ご自由に ファイルをダウンロードしてください。
学習用 サンプルファイル →ダウンロード(PPTnavi.pptx)
1.セクション
プレゼンテーション には セクション を設定することができます。セクションとは、連続したスライドをまとめることができる機能です。
セクションを設定することで、セクション単位で設定や操作を行うことができるようになりるほか、プレゼンテーション の構成を確認しやすくなります。
プレゼンテーション 初期では、セクションは1つで構成されています。
1) セクションの追加
セクションは次の要領で 追加することができます。
セクションは選択しているスライドの前に入ります。セクションを作成する先頭スライドを選択しておきます。
- [ホーム]タブ-[スライド]グループ-[セクション]-[セクションの追加]
- スライドのサムネイルを右クリック-[セクションの追加]
セクションを挿入する際に、セクション名 を設定することができます。
セクションを挿入し、スライド一覧表示 にすると、セクション単位で表示されます。
特にスライド枚数が多い プレゼンテーション の場合など、全体の構成を、わかりやすく確認することができます。
挿入したセクションの削除や セクション名の変更などは、該当のセクションを選択し、右クリック または [ホーム]タブ-[スライド]グループ-[セクション] より操作することができます。
2) セクションの操作
セクションを追加することによって、セクション単位で設定や操作などを行うことができます。
セクション単位の操作には、次のようなものがあります。
- セクションの折りたたみ/展開
- セクション単位での移動
- テーマや背景など、スライドの書式変更
- スライド レイアウトの変更
- 画面切り替えの設定
- ヘッダー/フッターの設定
セクションの折りたたみ/展開は、セクション名をダブルクリック、または セクション名 左の三角ボタン [セクションを折りたたむ]/[セクションを展開する] をクリックして行うことができます。
そのほか、右クリック または [ホーム]タブ-[スライド]グループ-[セクション] には [すべて折りたたみ]/[すべて展開] のコマンドも用意されていいます。
そのほかの操作は、セクション を選択した状態で、通常と同じように操作します。
セクションでできないこと
セクション は、スライド全体にかかわる操作や設定が対象となります。
スライド上のオブジェクト対象の設定はできません。
また、スライドの向きなど、プレゼンテーション における設定も、セクションではできません。
2.アウトライン
プレゼンテーション 全体の構成を確認するための 簡易な方法は、表示モードを スライド一覧表示、または アウトライン表示 にすることです。
スライド一覧表示 にすれば、スライドのサムネイルが並びますので、全体の構成をスライドのサムネイルで見通せます。
スライドの移動やコピーも ドラッグ操作ででき、全体の流れを再編成することもできます。
全体の内容をテキストで確認する場合は、アウトライン表示が便利です。
表示モードの切り替えは、学習ページ [1.基本操作]-[02画面表示]-[2.表示モード] でご紹介しています。
1) アウトライン表示
アウトライン表示 にするには、ステータス バー の小さなボタン [標準] をクリックすることで、標準表示 と アウトライン表示 都の切り替えができます。
そのほか、[表示]タブ-[プレゼンテーションの表示]グループ-[アウトライン表示] をオンにします。
表示モードを アウトライン表示 にすると、スライドの左部分が アウトライン ペイン となります。
アウトライン ペイン では、タイトル プレースホルダー や 箇条書き プレースホルダー など、テキスト系プレースホルダー の文字のみの表示となります。
文字を追いながら、構成を確認していくことができます。
テキスト系プレースホルダー を使用していないスライドは、スライド アイコン のみで空欄となります。
2) アウトライでの操作
アウトライン表示では、テキスト系のさまざまな編集を行うことができます。
アウトラインで文字や段落を選択し、スライド上の反映を見ながら、設定していきます。
- 文字の編集
- 箇条書きの編集・設定
- フォントの書式設定
- 段落の書式設定
- スライドの移動・コピー・削除
- タイトルの末尾で改行すると、新しいスライドの追加
アウトライン表示も、セクションのように 折りたたみ/展開 ができます。
該当スライドの スライド アイコン をダブルクリック、または アウトラインの文字の上を右クリックし [折りたたみ]/[展開] をクリックします。
また、スライド アイコン をドラッグすると、スライドの移動やコピーもできます。
新規の プレゼンテーション で、ある程度明確な構成ができている場合は、最初から アウトライン で編集していくと 効率的であるケースもあります。
3.校閲機能
1) インク
Office共通機能の [インク] は、フリーハンドで描画できる機能ですが、校閲機能としても役に立ちます。
作業内容のメモを入れる、添削した内容を直接書き込んでもらうなど、記入箇所は目立つため もれなく内容が確認でき、スムーズに作業が進みます。
インクは、[描画]タブ-[描画ツール]グループ に、ペン、鉛筆書き、蛍光ペンなど 数種類あり、選択して 描画することができます。
ペンなどを選択し、もう一度ボタンをクリックすると、色や太さを変更することができます。
また、[追加] より、ツールを増やすことができ、例えば 同じペンでも色を変えたツールを配置することができます。
描画したインクを選択すると [図形の書式]タブ が表示されますので、通常の図形の編集ができます。
校閲機能としてでなく、挿入オブジェクトとしても効果的です。
インクを図形に変換
インクで描画する際に、ペン、鉛筆書き などを選択すると、[描画]タブ-[変換]グループ-[インクを図形に変換] をオンにすることができます。
蛍光ペンは不可です。
オンにした状態で描くと、フリーハンドで描画した形状に近い図形に変換されます。
インクの校閲機能
インクは、校閲機能として [校閲]タブ-[インク]グループ にコマンドがあります。
[ドキュメント内のすべてのインクを非表示にします (インクを非表示にする)] ボタンは上下に分かれており、上は [ドキュメント内のすべてのインクを非表示にします]ボタン となります。
下をクリックすると 新たに [インクをこのスライドからのみ削除 (スライド内のすべてのインクを削除)] と [すべてのインクを削除 (プレゼンテーション内のすべてのインクを削除)] が表示されます。
他のオブジェクトを選択することなく、簡単にインクの非表示の操作を行うことができます。
インクを非表示にした場合、 スライド ショー には表示されませんが、印刷には表示されます。
なげわ選択
[描画]タブ-[描画ツール]グループ ペンの左にあるボタンです。(上図参照)
[なげわ選択] をオンにして範囲を指定すると、インクで描いたオブジェクトのみを選択することができます。
[選択] オンにした状態で範囲を指定すると、インクも含め、プレースホルダーをはじめとする すべてのオブジェクトを選択することができます。
2) コメント
Office共通機能の コメント は、オブジェクトやスライドなど任意の箇所に メモを入れておくような機能です。
自分用の編集メモ や 添削をしてもらうとき、複数人数で編集していく際の 校閲機能としても有効です。
コメントを非表示にすると、普段のスライドをはじめ、スライド ショー や 印刷にも表示されませんので、見栄えそのままに確認できます。
コメントを挿入するには、コメントを挿入する対象を選択し、次の場所から コメントを挿入することができます。
- [校閲]タブ-[コメント]グループ-[コメントの挿入 (新しいコメント)]
- [挿入]タブ-[コメント]グループ-[コメントの挿入 (コメント)]
- 右クリック-[新しいコメント]
- ミニ ツールバー-[コメントの挿入 (新しいコメント)]
コメントは、個別のオブジェクトだけでなく スライドにも挿入することができます。
よく似たオブジェクトが複数ある場合は、該当するオブジェクトを選択してコメントを挿入すると、間違いなく伝わります。
複数の対象を選択しても、最初に選択した対象のみにコメントが入ります。
コメントを挿入すると、[コメント]ウィンドウ が右に表示され、ユーザーの名前が記載されたコメントが用意されます。
ボックスにコメント内容を入力し、表示される [コメントを投稿する]ボタン または Ctrl + Enter キーを押して でコメントが挿入されます。
挿入されたコメントの下には [返信] ボックスが用意され、やり取りを行うことができます。
コメントを挿入すると、 標準表示では、サムネイル 左のスライド番号の下に、黒い吹き出しの コメント マーカー が表示されます。
コメントが挿入されているスライドがすぐにわかかります。
吹き出しの中には、コメントの個数が表示されます。
[コメント]ウィンドウ で、現在対象のコメントが紫の枠で選択されます。
そのときに、スライド上では コメントの入っている対象が選択され、紫の枠と 吹き出しの コメント マーカー が表示されます。
[コメント]ウィンドウ の表示
[コメント]ウィンドウ をが開いていないときに、[コメント]ウィンドウ を表示して コメントの内容を確認する方法です。
次の方法では [コメント]ウィンドウ を表示/非表示することができます。
- [校閲]タブ-[コメント]グループ-[コメントの表示]
- メニュー バーの並びの右端にある [コメント]アイコン
また、サムネイル横の コメント マーカー をクリックすると、コメントが挿入されているスライドが開き、[コメント]ウィンドウ も表示されます。(表示のみ)
そのほか、[校閲]タブ-[コメント]グループ-[次のコメント (次へ)]/[前のコメント (前へ)] をクリックすると、[コメント]ウィンドウ が表示され、複数のコメントを順に確認していくことができます。
スライドの コメント マーカー の設定
スライド上の コメントが挿入された対象に表示される コメント マーカー 表示についての設定です。
[校閲]タブ-[コメント]グループ-[コメントの表示] の下半分をクリックすると、[コメントの表示]、[コメントと注釈の表示] と [高度なマークアップを表示] の3つのコマンドが表示されます。
一番上の [コメントの表示] は上半分のボタンと同期しています。
[コメントと注釈の表示] と [高度なマークアップを表示] の両方がチェック オンの場合、[コメント]ウィンドウ を表示しているときは、コメントが挿入されている対象すべてに コメント マーカー が表示されます。
これにより コメントが挿入されている対象が一目でわかります。
[コメント]ウィンドウ を非表示にすると、コメント マーカー は表示されません。
[コメントと注釈の表示] と [高度なマークアップを表示] の両方がチェック オフの場合、対象が選択されても コメント マーカー は表示されません。紫の枠は表示されます。
コメントの削除
コメントを削除するには、次のような方法があります。
コメントは Delete キーでは削除できません。
対象のコメントを削除する場合は、[コメント]ウィンドウ が表示されている状態 コメントを削除する対象を選択して、次の2つの方法となります。
- [校閲]タブ-[コメント]グループ-[コメントの削除 (削除)](上のボタン)
- [コメント]ウィンドウ で対象コメントの [その他のスレッド操作 (…)]-[スレッドの削除]
[校閲]タブ-[コメント]グループ-[コメントの削除 (削除)] 下のボタンより、コメントをまとめて削除することもできます。
- [スライド上のすべてのコメントを削除]
- [このプレゼンテーションからすべてのコメントを削除]
4.検査
[ファイル]タブ-[情報] の [問題のチェック] は、プレゼンテーション の配布などを行う前に、検査やチェックをしてくれる機能です。
1) ドキュメント検査
[ドキュメント検査] は、ドキュメント内に、コメント、個人情報、アドイン、インク、ノートなどが含まれるかどうかを検査します。
[問題のチェック]-[ドキュメント検査] をクリックすると、[ドキュメント検査]ダイアログ ボックス が開きます。
検査項目は選択でき、[検査]ボタン より実施します。
内容が含まれていた場合に、項目ごとに [すべて削除] ボタンより削除することができます。
2) アクセシビリティ チェック
[アクセシビリティ チェック] は、「視覚に障碍のある方がにとって読み取にくい内容がプレゼンテーションに含まれていないかどうかをチェック」します。
[ユーザー補助アシスタント]作業ウィンドウ が表示され、チェックされた内容を確認できます。
アクセシビリティ チェック は、ステータス バーにも表示、[検査]ボタン より実施します。
内容が含まれていた場合に、項目ごとに [すべて削除] ボタンより削除することができます。
3) 互換性チェック
[互換性チェック] は、ドキュメント内に、以前のバージョンの PowerPoint でサポートされていない機能があるかをチェックします。
[Microsoft PowerPoint 互換性チェック]ダイアログ ボックス が表示され、問題個所が指摘されます。
PowerPoint 97-2003 形式で保存(拡張子 .ppt)するときの 互換性チェックとなります。
[PPTラーニング]-[2. 挿入オブジェクト] の学習ページ [15構成と校閲] でした。
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