21リンク|6. 動作設定
[プレゼンスキル] の学習ページ [6. 動作設定]-[21リンク] の学習内容です。
使用しているバージョンは、Windows 11 / PowerPoint 2024 です。
学習の操作確認でご利用いただけるよう サンプルの プレゼンテーション ファイル を用意しております。
次のリンクをクリックし、ご自由に ファイルをダウンロードしてください。
学習用 サンプルファイル →ダウンロード(PPTnavi.pptx)
1.リンク
1) ハイパーリンクの追加
ハイパーリンク(省略してリンク) は、テキストやオブジェクトなど 設定した対象をクリックすると リンク先に移動する仕組みのことです。
スライド ショー のときに リンク先を表示することにより、プレゼン に変化を持たせる効果や、スムーズに進行できるなどの利点があります。
リンクは テキスト文字、画像、図形をはじめ、あらゆるオブジェクトに設定することができます。
ビデオ、オーディオ、表全体(表の内部のテキストなどはリンク可)には、リンク設定ができません。
リンクの設定は、設定する対象を選択し、[ハイパーリンクの挿入]ダイアログ ボックス を表示して設定します。
[ハイパーリンクの挿入]ダイアログ ボックス の表示は、次の方法があります。
- [挿入]タブ-[リンク]グループ-[ハイパーリンクの追加 (リンク)]
- ショートカット キー Ctrl + K
- 右クリック-[ハイパーリンク]
2) リンクの設定
[ハイパーリンクの挿入]ダイアログ ボックス では、左にある [リンク先:] の4種類から選択します。
- ファイル、Webページ ...一覧より選択するか、[アドレス]ボックス にリンク先を入力して設定
- このドキュメント内 ...現在のプレゼンテーションのスライドにリンク
- 新規作成 ...[新しく作成するドキュメント名]ボックス にファイル名 と パスを指定してリンク先のファイルを新規作成
- 電子メール アドレス ...[電子メール アドレス]ボックス にメールアドレスを指定して設定、[件名]ボックス は空白可、新規メールを表示
リンクを設定すると、外部へのリンクの場合は、スライド ショー ではワンクリックで、通常のスライド上からは Ctrl を押しながらクリック で、リンク先を開くことができます。
プレゼンテーション内のリンクは、スライド ショー でのみリンク先に移動します。
電子メール アドレス を指定した場合、設定したメールアドレスの前に、「mailto:」と入り、そのメールアドレスを宛先とした新規メールが作成されるようになります。
件名 を設定していた場合は、件名も入った状態で新規メールが作成されます。
メールソフトは、そのPCでの既定のソフトが使用されます。
テキストを反転選択して [ハイパーリンクの挿入]ダイアログ ボックスを表示したときは、一番上の [表示文字列]ボックス には選択した文字列が入ります。
ボックス内の変更ができますが、変更すると、選択していた文字の内容も変わります。
3) リンクの変更と削除
リンク先のファイルなどが、設定した場所から移動したり、名前が変わってしまった場合、リンクを開くことができなくなり エラーが表示されます。
リンク先の変更や削除は、[ハイパーリンクの編集]ダイアログ ボックス を表示して設定を修正する必要があります。
[ハイパーリンクの編集]ダイアログ ボックス は、先のダイアログ ボックスと名称は違いますが、表示方法は同様、設定内容も同じです。
リンクを解除する場合は、[ハイパーリンクの編集]ダイアログ ボックス 右下の [リンクの解除] をクリックします。
リンクを設定した対象を右クリックし、ショートカット メニューにも ハイパーリンク関係のコマンドが表示されます。
リンクの解除は、ショートカット メニューの [リンクの削除] が便利です。
2.ズーム
PowerPoint 2016 より登場した機能です。
プレゼンテーション 内のスライドのリンクを作成し、ズームする動きで スライドを切り替え表示することができます。
スライド上に作成される スライドのサムネイル に設定されたリンクにより、スライド ショー での 円滑な流れを演出してくれます。
ズームの挿入は、[挿入]タブ-[リンク]グループ-[ズーム] より、サマリー ズーム、セクション ズーム、スライド ズーム の3種類が用意されています。
1) サマリー ズーム
サマリー ズームは、目次となるスライドを新たに作成する機能です。
サマリー ズームの挿入は、[挿入]タブ-[リンク]グループ-[ズーム]-[サマリー ズームの作成 (サマリー ズーム)] をクリック、[サマリー ズームの挿入]ダイアログ ボックス で指定していきます。
プレゼンテーション にセクションを設定している場合、[サマリー ズームの挿入]ダイアログ ボックス は セクションの先頭スライドにチェックが入った状態で表示されます。
この状態で作成すると、セクションの先頭が目次となるよう作成されます。
セクションを設定していない場合、 ダイアログ ボックスでは チェックはすべてオフですので、リンクを作成するスライドにチェックを入れて指定します。
チェックを入れたスライドは選択され、続くスライドがつながっている状態となります。
セクションを設定している場合のみ、ダイアログ ボックス 一番下に [プレゼンテーションで使われていないセクションを保持する]チェック ボックス が表示されます。
チェック ボックス がオンの場合、セクションを設定したスライドのみ枠が表示され、セクション内のスライドが続く状態で設定されます。
チェック ボックス がオフの場合、チェックしたセクションのスライド以降 続く状態として設定されます。
ダイアログ ボックス でスライドを指定し [挿入] をクリックすると、最初にチェックを入れたスライドの前に、新しく サマリー セクション が作成され、指定したスライドのサムネイルが目次となる サマリー ズーム スライド が作成されます。
スライド ショー では、サマリー ズーム スライドを中心として進めていくことができます。
サムネイルのボタンをクリックすると、ズームする動作で該当のスライドが開き、続くスライドを表示することができます。
セクション最後のスライドから ふたたび サマリー ズーム スライド に戻ります。
サマリー ズーム スライド から Enterキー または リンクのない場所をクリックすると、スライド ショーが終了 または サマリー ズーム スライドに含まれない 後のスライドに進みます。
[サマリー ズームの挿入]ダイアログ ボックス で [プレゼンテーションで使われていないセクションを保持する]チェック ボックス をオンにして、一部のセクションを サマリー ズームから外して作成した場合、外したセクションは サムネイルのボタンからは表示されません。
ただし 配置により、流れが違ってきますので、うまく進められるよう 構成を考えて設定し、スライド ショーの前に 必ず動作の確認を行いましょう。
ズームの編集
サマリー ズーム スライド のサムネイルのオブジェクトは、通常の移動やサイズ変更ができるほか、選択すると表示される [ズーム]タブ で書式や配置などの編集を行うことができます。
操作性は図形などと同様です。
一番左の [ズーム オプション]グループ では、動作的な設定ができるようになっています。
[サマリーの編集] をクリックすると、[サマリー ズームの編集]ダイアログ ボックス が表示され、サマリー ズーム に追加、または削除するセクションを更新することができます。
[レイアウトのリセット] では、既定のレイアウトに戻すことができます。
[画像の変更] は、サマリー ズームのオブジェクトを1つ選択し、表示画像をサムネイルから変更することができます。
[ズームに戻る]チェック ボックス をオフにすると、サマリー ズーム スライド に戻らずに 進んでいくようになります。
[ズームに切り替え]チェック ボックス がオンの状態で、下の [期間] のタイムを設定すると、ズームしている期間 つまり動作の速度を設定することができます。
チェック ボックスをオフにすると タイムもオフとなり、設定がなくなるので 効果なしで素早く切り替わります。
2) セクション ズーム
セクション ズーム は セクションを設定している場合のみの機能です。
スライド上に、セクションの先頭スライドのリンクを挿入します。
先の サマリー ズーム との違いは、サマリー ズーム では新しくスライドが作成されましたが、セクション ズーム では既存のスライドに作成されます。
セクション ズーム を挿入するスライドを用意して表示し、[挿入]タブ-[リンク]グループ-[ズーム]-[セクション ズームの挿入 (セクション ズーム)] をクリック、[セクション ズームの挿入]ダイアログ ボックス でセクションを指定します。
スライドには、サムネイルのオブジェクトがまとめて挿入されますので、配置やサイズを編集します。
スライド ショー では、セクション ズーム を挿入したスライドを中心として、セクションごとに進めていくことができます。
最後のセクションから セクション ズーム のスライドに戻り、リンクのない場所をクリックすると スライド ショーが終了します。
3) スライド ズーム
スライド ズーム は スライド上に、任意のスライドのリンクを挿入します。
スライド ズーム を挿入するスライドを表示し、[挿入]タブ-[リンク]グループ-[ズーム]-[スライド ズームの挿入 (スライド ズーム)] をクリック、[スライド ズームの挿入]ダイアログ ボックス で指定します。
セクション ズームと同様に、スライドには サムネイルのオブジェクトがまとめて挿入されますので、配置やサイズを編集します。
3.動作
1) 動作設定
スライド ショー実行時に、挿入した図形、画像などのオブジェクトに さまざまな動作を設定することができます。
動作の設定は、対象のオブジェクトを選択し、[挿入]タブ-[リンク]グループ-[動作] をクリック、[オブジェクトの動作設定]ダイアログ ボックス で指定します。
表全体(表の内部のテキストなどはリンク可)には 設定ができません。
[オブジェクトの動作設定]ダイアログ ボックス には、[マウスのクリック]タブ と [マウスの通過]タブ の2つのタイミングによる 動作の設定ができます。
設定したタブのタイミングで、動作が実行されます。
動作の内容により、両方のタブで設定し 動作させることも可能です。
動作には、リンクをはじめとする 次のような多様な種類があります。
- ハイパーリンク ...スライド、URL、その他のファイル、スライド ショーの終了 など
- プログラムの実行 ...実行ファイルを指定してアプリを起動
- マクロの実行 ...保存されているマクロを実行
- オブジェクトの動作 ...ビデオ、オーディオの再生
- ----------------------------
- サウンドの再生
- 強調表示する
[サウンドの再生]、[クリック時/マウスの通過時に強調表示する]チェック ボックス をオンにすると、上記の動作中に 効果を追加することができます。
サウンドは 組み込みサウンドのほかに、ダウンロードしたサウンド ファイルも指定できます。
2) 動作設定ボタン
動作は 任意のオブジェクトに設定することができますが、図形の中には 動作用に用意された図形があります。
[挿入]タブ-[図]グループ-[図形] または [ホーム]タブ-[図形描画]グループ-[図形] をクリックした一覧の一番下に、[動作設定ボタン] のボタンが並びます。
通常の図形と同じく挿入すると、自動的に [オブジェクトの動作設定]ダイアログ ボックス が表示されます。
大半の動作設定ボタンは、ボタンの絵に応じた動作が 表示される [オブジェクトの動作設定]ダイアログ ボックス に設定されていますが、いくつかは未設定です。
[オブジェクトの動作設定]ダイアログ ボックスで、自由に設定を変更することができます。
4.レリーフ(カメオ)
1) レリーフの挿入
レリーフ とは、以前は カメオ として登場した、スライドに カメラ フィードの プレースホルダー を挿入できる機能です。
スライド ショー の際に、カメラのライブ映像を映し出すことができます。
初期は カメオ という名称で登場しましたが、現在は レリーフ と変更されています。
レリーフ は、PowerPoint2024、および PowerPoint365 で使用できます。
レリーフ は、[挿入]タブ-[カメラ]グループ-[レリーフの挿入 (レリーフ)] より挿入することができます。
[レリーフの挿入 (レリーフ)] からは、[このスライド] のみの挿入か、[すべてのスライド] に挿入かを指定できます。
レリーフは、既定で スライドの右下に丸い形状で挿入されます。
挿入時、カメラ プレビューはオフになっています。
カメラの設定が完了している場合、レリーフに表示されている カメラのアイコン をクリックすることで オン/オフ ができます。
カメラの設定
PCのカメラ を利用し レリーフに映し出すには、Windows の設定が必要です。
Windows 11 の場合、[スタート]-[設定] をクリックし、設定の [Bluetooth とデバイス]-[カメラ] と開きます。
PC の初期設定ができている場合、[接続済みカメラ] に カメラ デバイスの設定がありますのでクリックします。
または、カメラが無効にされている状態の場合は、[有効にする]ボタン をクリックします。
次の画面で カメラの映像が表示されれば、カメラ オンの状態です。
PCにカメラ デバイスが存在しない場合は、接続して追加します。
2) レリーフの編集
レリーフ を挿入すると 円形のプレースホルダーが挿入されます。
レリーフ プレースホルダー を選択すると、リボン右に [カメラの形式]タブ が表示され、形状やスタイルなどを変更することができます。
形状や書式など、図形と同様に変更することができます。
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